新日鉄興和不動産様の「LOGIFRONT越谷Ⅰ」の竣工式が行われました。

2019年3月01日

　 　当社が設計監理業務を行った、新日鉄興和不動産様の「 LOGIFRONT越谷Ⅰ」の竣工式が2019年3月1日に行われました。

　 　本件は、新日鉄興和不動産様より当社が計画立案時から相談を受け、開発されたマルチテナント型物流施設です。新日鉄興和不動産様の物流施設ブランド「LOGIFRONT(ロジフロント)」の名称で展開する第一号案件となります。敷地東隣接地では、2019年2月に「 LOGIFRONT越谷Ⅱ」も着工しております。

　 　計画地は、国道16号線の内側、都心から25km圏内、東京外環自動車道「草加」ICから約6kmに位置し、また、国道4号線へのアクセスも良好なため、東京都内や埼玉県の消費地への多様な配送ルートを選択できる利便性の高い好立地です。

　 　本施設は、延床面積約20,000坪の鉄骨造 4階建て、大型トラックが乗り入れ可能なランプウェイを有し、1～3階のバースへ接車可能な計画としております。また、倉庫内は荷物用ELV・垂直搬送機を設置し、1フロアのみだけでなく複数階での利用も可能、さらに冷凍・冷蔵施設としても利用可能とすることで、多様なお客様のニーズにフレキシブルに対応できる計画としております。なお、敷地内にはトラック待機場(17台)・駐車場を設けることで周辺道路の混雑緩和を図る計画としております。

　 　建物外観は、物流施設が建ち並ぶ周辺の環境に調和しながらもモノトーンで街並みにリズム感を与え、また、南北外壁に「LOGIFRONT」ブランドのロゴマーク”ビッグ・エル”を掲げることで、建物を強く印象付けています。外周部には緑地帯を設け、街並み景観に配慮した計画となっています。

　本施設が社会インフラの一端を担うとともに、新日鉄興和不動産様・入居テナント様の更なる事業発展に寄与することを期待しております。

建築概要