B-Rサーティワンアイスクリーム株式会社
常務執行役員 生産本部長 蓑島 国男 様
※役職は取材時のもの
神戸三木工場を新設
環境と人にやさしい
施設づくりをサポート
関係各所と密に連携し、円滑なプロジェクト推進を実現
工場新設の目的とF&Pに依頼した経緯を教えてください。
当時は静岡県富士小山工場のみという体制で、店舗は900店、1000店と年々増加しておりました。そのため生産性向上とBCPの観点より、2015年までに工場を新設しようと社内で建設チームが発足しました。建設地は地盤が良く、これまでカバーしていた関西以西への配送に対応できる立地であること、かつ私たちの製品には空気と水が非常に重要と考えているため、富士小山工場と水質や環境が似ていることを加味し、現在の神戸三木工場の地に決定いたしました。
工場新設が改修工事とは異なり一から建物を計画しなければなりませんが、私たちは工場の新設は初めてのことでしたので、機械メーカー・ゼネコンとの間で交渉をしていただくコンサル会社を必要としていました。そこで出資元の不二家や関連会社等に相談したところ実績のあるF&Pさんをご紹介いただき、工場新設のサポートを依頼する事となりました。
F&Pが提供したサポートについての感想をお聞かせください。
工場新設に当たっては、省エネ、自動化による省人化、働く人にやさしい施設づくりがとても重要で、それを考慮しながら機械メーカーとの調整や相見積もりの精査・アドバイス、ゼネコンとの工程管理をしていかなければならないという難しさがありました。その点で、我々の希望すること、非常に言いにくいことに関してもF&Pさんに間に入っていただき、円滑に進めることができました。
定例会ではリーダーシップを取って進めていただき、プロジェクトを通して細かい点まで誰にでもわかるように説明、提案をしていただいたことが非常に印象に残っております。また、不二家とアメリカのダンキンブランズに対して建設状況報告を行うのですが、その際のプレゼン資料作成サポートも、F&Pさんにご協力いただき大変助かりました。
今回のプロジェクトにおけるF&Pへの評価はいかがですか。
新しい土地で働く人や環境に配慮した施設づくりをする上で、担当してくれたF&Pさんのサポートはなくてはならないものでした。F&Pの藤井さんが中心となって、各方面への交渉、課題解決を行ってくださったおかげで、神戸三木新工場は無事、2014年12月に竣工いたしました。工場新設での関わりのなかで、最初から最後まで一貫して我々の想いを実現するために一生懸命に取り組んでくださるF&Pさんの姿に、高い技術力とお客様を大切にする姿勢を感じました。
設備エンジニアリング支援本部 本部長
兼 設備エンジニアリング部 部長
兼 営業本部AL事業統括室 統括副室長
兼 A・Oプロジェクト統括室 副室長
藤井 政夫
(役職:2020年8月現在)
本件はお客様をはじめ、建設会社、生産・冷蔵設備メーカーや排水処理設備会社など多くの関係者様により、高機能な施設のコミッショニングが実施できた案件です。お客様の求める品質実現のため、各担当企業様と連携し迅速な情報共有が図れたことで、工期内に納めることができました。試運転調整では、ダンキンブランズ様とも協議を細部にわたり重ねて実践し、高品質な施設・設備が実現しました。関係者様の多大なご協力に感謝しております。