株式会社日立物流中部様の「富山Ⅳ期物流センター増築工事」が竣工しました。

2019年2月04日

  当社が設計・工事監修を行った㈱日立物流中部様の「富山Ⅳ期物流センター増築⼯事」の竣工式が2⽉4⽇に⾏われました。

  本施設は、㈱日立物流中部様がすでに運用されている富山物流センターの敷地内に、取り扱い荷物増大により自動倉庫棟を増築致しました。最新のマテハン設備を実装した省人化推進の物流センターで、医療品対応の温度管理機能付き倉庫として建設されております。
 計画地は国道8号線に隣接する広い敷地を有し、地域の配送において好立地な場所に位置しております。

   当社は、本プロジェクトのトータルでマネジメントを担い、企画・基本計画業務、ゼネコン選定支援業務、および設計・工事監修業務を担当させていただきました。施工者の数社から提出された見積書、企画提案書を精査の上、㈱淺沼組様と㈱ダイフク様がそれぞれ建物施工者、自動倉庫施工者として選定されました。

 本施設は、省人化を図り自動倉庫をはじめ最新のマテハン設備を導入するため、ゼネコンとマテハン会社との調整と取り合いが重要かつ難しいプロジェクトでした。また、医薬品を扱う物流センターということで医薬品の適正流通基準GDP(Good Distribution Practice)に準拠した物流センターとして建築されています。

 最後に、本施設が北陸地方の物流の先駆的役割を担い、物流の合理化、活性化に寄与し、地域社会、日本社会全体に貢献されることを祈念致しております。


建築概要

建築主 株式会社日立物流中部、日立キャピタル株式会社  
計画敷地 富山県中新川郡上市町久金312  
敷地面積 41,808.78 ㎡   
建築面積 2,400.95 ㎡
延床面積 9,316.95 ㎡
用途 倉庫業を営む倉庫、事務所
構造規模 鉄骨造平屋建て
工期 2018年4月10日~2019年1月31日